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開発品紹介

05/2021

フッ素シーラント(開発品)

ダイキンが新たに開発した「フッ素シーラント」は、ケミカルや湿度に優れた耐久性能を示すシーリング材です。様々なコーティング方法で塗布が可能、かつ溶剤を含まない、環境に配慮した材料です。

また、室温硬化が可能な加工性や柔軟性といった特性を活かし、センサー保護コーティング材、封止剤など他用途への展開も期待されています。

ご質問やサンプルのご要望など、お気軽にお問い合わせください。

開発の背景

  • 昨今の電子製品のウェアラブル化・デザインの多様化により内部部品の溶剤・ケミカル(化粧品)・湿気等からの保護ニーズが高まっています。そこで、ダイキンでは独自の合成技術を活用し、高い性能を付与しながら弾力性に優れ、かつ環境に配慮した新規液状ポリマーを開発しました。

特長

①液状で様々な形状へのコーティングが可能です。
②溶剤を含まず、湿気により室温で硬化しポリマーを形成します。
③酸・有機溶剤など、様々なケミカルに対し優れた耐性を示します。(表2、表3)

④高い絶縁破壊電圧(表4)
⑤低温特性、低屈性率、低水蒸気透過性に優れます。(表5)

表1 基本特性(硬化後)

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表2 耐溶剤膨潤性

(溶剤浸漬後の重量変化率)

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表3 耐ケミカル膨潤性

(ケミカル浸漬後の重量変化率)

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表4 電気特性(絶縁破壊係数、体積抵抗)

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表5 屈折率

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加工

・ニードルディスペンサー、ジェットディスペンサー、スピンコート等種々コーティング方法が可能です。
・数μ~数㎜のコーティング膜が得られます。
・室温下で10~15分程度でタックフリーになり、数時間で硬化は完了します。

ディスペンサーによる塗布の様子

室温硬化イメージ

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硬化後の状態

想定市場・用途

・情報端末、ウェアラブルデバイス、自動車、半導体デバイス等における、ケミカル・溶剤からの保護

・撥水・撥油、防湿、絶縁膜、反射防止膜、エレクトロウェッティング用撥水・絶縁膜

*記載の数値や加工例は代表であり、本開発品の品質や特性を保証するものではありません。

ご質問やサンプルのご要望など、お気軽にお問い合わせください。

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・防汚コーティングのパイオニア
・コア技術のフッ素ポリマーの合成技術を活かした製品開発:表面機能の技術プラットフォーム
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