概要
高性能化に貢献するダイキンの電池材料
リチウムイオン電池には多くのフッ素材料が使用されており、高容量・安全性・長寿命のニーズに対し、高機能フッ素材料がますます求められています。ダイキンは、リチウムイオン電池向けに各種フッ素材料を展開しています。また、次世代電池の開発にも注力しており、次世代リチウムイオン電池や全固体電池などに貢献します。
ダイキンではフッ素技術(設計・重合・合成・分析)を活かした機能材料の提案、電池評価(セル作成~充放電試験)、充実のユーザーサポートでお客様にソリューションを提供しています。
正極用バインダー樹脂
- ダイキン独自のフッ素樹脂(変性PVdF)は柔軟性が高いため、一般的なPVdFバインダーよりも高密度化(高容量化)を実現できます。
- ニッケル含有量の高い正極材料(NMC811など)に用いてもスラリーのゲル化が起こりにくいため、安定した電池生産ができます。
ガスケット用フッ素樹脂
・フッ素樹脂の耐熱性・耐薬品性・耐水蒸気透過性を活かし、リチウムイオン電池(主に角型)のガスケット材料で使用されています。
グレード・特長
製品 | 用途 | 特長 | ダウンロード | |
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正極用バインダー樹脂 | ネオフロン VT | リチウムイオン電池 |
柔軟性 高エネルギー密度 |
テクニカルデータシート |
ガスケット用樹脂 | ネオフロン PFA |
リチウムイオン電池 (主に角型) |
耐熱性 耐薬品性 耐水蒸気透過性 |
|
フッ素系添加剤 |
添加剤、溶媒 | リチウムイオン電池 |
バッテリー・エネルギー密度 高電圧 長寿命 安全性 |
詳細はお問い合わせ下さい |
グレード | ダウンロード |
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正極用バインダー樹脂 | テクニカルデータシート |