PFASとは
PFASとは
PFAS(ペルフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質)とは、有機化学における最も強力な化学結合である炭素-フッ素結合をもつ、多くの異なる種類の有機フッ素化合物の総称です。それらは耐熱性、耐候性、耐薬品性、撥水撥油性、潤滑性、電気絶縁性といった非常に重要な特性を持っています。
PFASの多様性
全てのPFASが同じ性質を有しているというわけではありません。PFASには様々な種類があり、個々のPFASは、それぞれに異なる特性や用途、環境面の特徴があり、性質が大きく異なります。
様々なPFASのうち、PFOS、PFOA、PFHxS、C9-C21 LC-PFCAとその塩及びそれらの関連物質は、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(通称:POPs条約)において、製造・使用・輸出入の禁止または制限の対象となっています。ダイキンでは、PFOAを過去に製造・使用しておりましたが、2015年までに国内・海外の全拠点でのPFOAの製造・使用を終了するなど、POPs条約および関連規制を踏まえた取り組みを行っております。
一方で、多くの製品に広く使われているフッ素ポリマーは、一般的に非常に高分子量で安定した分子です。熱的、生物学的、化学的に安定しており、水にほとんど溶けず、環境中での移動の懸念がありません。さらに、そのようなフッ素ポリマーは生体内で作用せず、体内に蓄積しないことが知られています。
POPs条約上の規制対象のPFASであるPFOS、PFOA、PFHxS、およびC9-C21 LC-PFCAの4種類の物質群は、日本フルオロケミカルプロダクト協議会において「特定PFAS」と定義されています。
「特定PFAS」の定義については、日本フルオロケミカルプロダクト協議会の説明ページもご参照ください。
PFASの用途
PFASは、そのユニークな特性から、半導体、自動車、情報通信・端末などの私たちが毎日使用する数多くの製品や幅広い先端産業において使用されています。
ダイキンは、PFASを製造する化学メーカーとして、PFASの提供を通して現代社会の持続可能な発展に貢献しています。

