ホーム > 事業紹介 > サステナビリティ > PFOAに関する当社の取り組み > 当社におけるPFOAの製造・使用終了について

当社におけるPFOAの製造・使用終了について


当社は、PFOA(パーフルオロオクタン酸)やその類縁化合物の製造・使用、およびそれらを原料とした製品の製造を2015年12月末で終了しました。

当社は2006年、持続性のある化学物質管理の一環として、世界の主要フッ素化学メーカー7社(計8社)とともに、2015年までにPFOA及び関連物質を全廃することをめざす「PFOA自主削減プログラム(PFOA2010/2015スチュワードシップ・プログラム※1)」に参画しました。

それ以降これまで、代替品開発の取り組みを推進してきたことにより、スチュワードシップ・プログラムの目標期限である2015年末で、PFOA及び関連物質の製造・使用を終了したことを報告します。


※1 PFOA 2010/2015スチュワードシップ・プログラムについて
2006年1月末、米国環境保護庁は「PFOA自主削減プログラム(PFOA 2010/2015スチュワードシップ・プログラム)」を発表し、世界の主要フッ素化学メーカー8社(社名は下記)に対し、プログラムへの参加を呼びかけました。プログラムの内容は以下の通りです。

  1. PFOA、もしくは分解してPFOAを発生する前駆体物質、およびC8より炭素数の多い類縁物質の、工場から環境中への排出量、製品中含有量の両方について、2010年に基準年比95%削減すること。 
  2. PFOA、もしくは分解してPFOAを発生する前駆体物質、およびC8より炭素数の多い類縁物質を2015年に全廃することに対する努力を行うこと(Working toward the elimination)を約束すること。 

【フッ素化学メーカー8社】

デュポン(現ケマーズ)、3M/ダイネオン、旭硝子(現AGC)、ソルベイ・ソレキシス(現ソルベイ・スペシャルティー・ポリマーズ)、
アルケマ、クラリアント(現アークローマ)、チバ・スペシャルティー・ケミカル(現BASF)、ダイキン工業


今後も当社は、化学物質の管理に留意しながらさらなる製品開発に取り組みます。

関連項目