用途紹介
10/2026
データセンターの未来を支えるフッ素材料
データセンターは、現代社会の情報インフラの中核を担う存在として、その重要性を増しています。現在、データセンターでは、DXの推進やAIの利用などによるデータ通信量の増加に伴い、消費電力が大きく膨らんでおり、省エネ対応が急務となっています。また、AIの進化を支えるインフラには、半導体チップの高発熱化に対する冷却能力の向上、通信の高速化、高電圧化が求められています。
ダイキンのフッ素材料は優れた特性を持ち、これらのデータセンターのニーズに対するソリューションとして期待されています。本記事では、データセンターの進化に貢献するダイキンの各種材料をご紹介します。
ダイキンのデータセンター向け材料
1. 冷却に関連する機器、部品向け材料
1-1. 液浸冷却用フッ素系液体 DAISAVE
専用の液体に直接サーバを浸して冷却する液浸冷却は、従来の空冷式や水冷式に比べ、消費電力の大幅削減が期待されています。
特に、ダイキンのフッ素系液体DAISAVEは熱的・化学的安定性が高く、粘度が低く速乾性にも優れるため、液浸用冷却液に適しています。
単相・二相それぞれの冷却方式に対応しており、お客様のご使用環境に合わせたグレードをご提案します。
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1-2. コールドプレート用チューブ向けフッ素樹脂
AIチップの高発熱化に伴い、水冷コールドプレートによる冷却の採用が進んでいます。
水バリア性、柔軟性、耐屈曲性に優れたフッ素樹脂を用いることで、水分からの電子機器の保護、高密度実装されたサーバ内へのチューブの組み込み性の向上に貢献します。
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1-3. 遮熱塗料向け 耐候性塗料用フッ素樹脂 ゼッフル
遮熱塗料は、屋根や構造物に塗布することで内部の温度上昇を抑え、データセンターにおける冷却設備の負担軽減が期待できます。
ダイキンの耐候性塗料用フッ素樹脂「ゼッフル」は、優れた耐候性を有し、遮熱塗料の性能を長期間維持します。
建屋の屋根や外壁、屋外制御盤などに適用することで、高い遮熱性や反射率を維持し、冷却に必要なエネルギーの削減と設備の安定稼働に貢献します。
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1-4. コンテインメント用パネル材向け ドリップ防止剤
データセンターでは、重要な情報資産の保護の為に、高い防火性能が求められます。
コンテインメント用パネル材に対し、フッ素樹脂系添加剤を混合することで、樹脂燃焼時の垂れ落ち(ドリッピング)を防止し、延焼リスクの低減に貢献します。
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2. 電力に関連する機器、部品向け材料
2-1. バスバー向けフッ素樹脂塗料
半導体チップやその他電子部品の消費電力の増加に伴い、各サーバーに給電を行うバスバーの高電圧化が検討されています。
高い絶縁性と耐熱性を有するフッ素樹脂塗料を絶縁コーティングとして使用することで、バスバーの安全性向上に期待できます。
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3. 通信に関連する機器、部品向け材料
3-1. 通信ケーブル被覆材向けフッ素樹脂 FEP
増大するデータ通信量に対応するため、データセンターの通信ケーブルには高い通信速度が求められます。
フッ素樹脂FEPは被覆材として、高周波特性、誘電特性、成形加工性に優れているため、通信ケーブルの低伝送損失や細線化に貢献しています。
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3-2. 光学接着剤 オプトダイン
近年のAI活用拡大やクラウドサービスの普及に伴い、データセンターでは膨大なデータを高速で処理・伝送するための光通信技術の重要性が高まっています。
ダイキンの光学接着剤「オプトダイン UV」は、低屈折率、高い接着性、優れた耐久性を兼ね備えたUV硬化型接着剤です。
光ファイバーや各種光学部品の接着に適しており、高速通信を支える光トランシーバーやCPO(Co-Packaged Optics)などの先進的な光通信デバイス向け材料としての活用が期待できます。
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